沖縄・読谷村の挑戦
〜米軍基地内に役場をつくった〜
山内徳信/水島朝穂 著
岩波書店(岩波ブックレット)
本書は、1997年7月3日、読谷村役場で行った山内徳信村長へのインタビューに基づき、水島がまとめたものである。なお、読谷村についての情報は、ホームページを参照されたい。
おかげさまで、好評です(→沖縄タイムスのホームページニュースへ)。
目 次
- 笑いを武器に米軍と対峙して半世紀
- 読谷村の基地
- パラシュート降下訓練への抵抗
- 米軍司令官をトイレで待ち伏せ
- カーター大統領に「直訴」
- 笑いがあるたたかいを
- 「村ぐるみ」闘争の秘訣
- やったぞ、基地内に村役場ができた!
- 基地内に運動公園を
- ナイター用施設もつくる
- 「やったぞー」――村役場建設へ
- 自治体外交の「技術」
- 海兵隊司令官との心の交流
- 文化外交を駆使して
- 村民の意識も変えていく
- 「ふるさと教育」の狙い
- 「村」は地方自治の先端
- 沖縄戦を体験し、憲法に出会った
- 戦場の中を生き抜く少年
- 戦争体験の受けとめ方
- 日本国憲法との出会い
- 憲法と現実のギャップ
- 読谷村長の憲法思想
- 憲法九条の碑
- 沖縄の村から未来が見えてくる
- 「有事」の時代、ふたたび
- 自治体外交とアジア
- 読谷村のグローバルな視点