『憲法みんなで 考える前に ひとりひとりが 考えよう

水島 朝穂 著  小学館憲法「私」論 2006年

あなたの1票、どう活かしますか?

ドイツ・北海道・ヒロシマ・オキナワ・アジア…
行動する憲法学者が「現場」での出会いと発見から
日本国憲法のいまを語る。



目 次
第1章 ドイツと日本の戦後六〇年

第2章 「北の国」からの平和

第3章 ヒロシマからのメッセージ

第4章 オキナワの挑戦と憲法

第5章 自衛隊はどこへいくのか

第6章 アジアと日本の過去・現在・未来

第7章 いま、憲法をどう考えるのか

第8章 大切な一票を考える

「この国の憲法論議は不幸なことに『憲法とは何か』という本質的な部分が飛んでしまって、気ぜわしい政策論議、政治の論議にすりかえられているところに問題があり、私は作法にかなっていないと思います。
  憲法とは、国家権力の暴走を抑え、それを制限する規範である。これが根本理念である『立憲主義』です。これだけは忘れないでください」
(本文=帯より)

http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_detail?isbn=4093876169

日本図書館協会選定図書(2006年6月)に選ばれました。

以下で紹介されました(書評等)。

・「個人にとって憲法とは」週刊金曜日621号(2006年9月8日号)「編集部が選ぶ3冊」42頁

・川添利幸(中央大学名誉教授〔元学長〕) 「戦争体験は継承できるか?」
  法学セミナー621号(2006年9月号)115頁

・森達也(映画監督、ドキュメンタリー作家)「さまざまな『私』と憲法をめぐる。」
  Esquire(エスクァイア日本版)AUGUST 2006 Vol. 20. No.8, p. 213

・「自分で憲法を考えるために」週刊ポスト(2006年6月16・23日号)「話題の新刊はこれだ!」152頁

・佐田尾信作「早稲田大の水島教授『憲法「私」論』を刊行。平和的生存権を説く」
 中国新聞2006年6月13日付文化欄(17面)

・北海道新聞2006年5月28日「今週の新刊と文庫」(こちらで読めます)

・柴田鉄治「戦後は国家から個人への転換期 再浮上してきた国家優先を批判」
 ジャーナリスト578号(2006年5月25日)書評「本・BOOK・ほん」

・佐高信(評論家)「拝啓、ハインツ・シュミット様」サンデー毎日(2006年5月21日号)コラム「政経外科」55頁

・真喜志美絵(琉球大学非常勤講師)「九条を支える強い思い体感」
 沖縄タイムス2006年5月20日読書14面「今週の平積み」(こちらで読めます)

日本経済新聞2006年5月17日夕刊「エンジョイ読書面」

・法学館憲法研究所 憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>2006年5月8日(こちらで読めます)

・東京新聞2006年5月4日コラム「筆洗」(こちらで読めます

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